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8/25 みえNPOネットワークセンターの理事会でした

昨夜は、みえNPOネットワークセンターの理事会でした。
  
意見交換の中で感じたことは、行政での業務の分掌について。

各地の市民活動は市町村、個別の分野では対応する行政の各担当部署、県全体での市民活動や多様なセクターとの協働は「美し国」を軸とした県外からの資源呼び込みで、企画が担当。
 
となると、三重県NPO班の担当は、NPO法人に限定する法人認証業務と、みえ市民活動ボランティアセンター業務による「NPOの活動基盤整備」となって、市民活動に代表される市民の活動自体については、県全体ではあまり進めていかないというスタンスになるのかも。もうひとつ、NPO班の担当に災害時のボランティア活動支援がありました。
 
 
つまり、NPOを形態で判断して、業務分掌を考え、予算を最小限化しているのだろうなぁと、個人的に思っていました。...
 
NPOを本質でとらえれば、非営利・社会貢献で、市民が関わる活動なので、これらの市民の活動に対する県域での施策のスタンスを示さないと、市町村ではやりきれないことがたくさんあるとも思います。
 
そのあたり、他県などの取り組みと比較すると、三重県NPO策は弱いなぁ。
 
強化すべき施策としては、1.市民活動の地域を越えた(県外も含む)連携の支援、2.行政や他セクターとの協働支援、3.地域課題解決のモデル提供などがあると思うし、その他にもいろいろと出てきそうなのだけれど。
 
 
認定条例の制定も含めて、県としてはそれらはすでに取り組み済みで、その結果として今の形になりつつあり、時代状況が変化してきたということも、考えないではありません。
 
市民活動全体をリードするという、都道府県の役割は終わったという認識なのかもしれません。
 
でもね、現実に、地域課題を見ていると益々深刻化しているし、それに対応している市民活動団体がどれほどあえいでいるかというと、10年後には全滅しているかもしれないほどの状況なんです。実は。
 
そうなったときに、地域をだれが支えているかというと、誰も支えられず、地域が消滅していくのは、火を見るよりも明らか。
 
さて、どうする。それは市町村の問題と、かたづける訳にはいかないでしょ。
 
 
さて、昨夜の理事会での議題は以下のとおりです。
 
1.みえ市民活動簿ボランティアセンターの週一最新企画について
2.7回にわたる、人材育成セミナーについて
3.中間支援団体ネットワーク交流会について
4.市民活動・NPO月間、協創フォーラムについて
5.コーヒー寄附先の募集について
6.市民活動・ボランティアニュース、同Ustream放送について
7.新規スタッフ体制について
8.みえリーディング産業展2014について
9.みえ災害ボランティア支援センターの設置について
10.三重県志摩市総合防災訓練について
11.その他、意見交換