のりじんのかがみとまどー市民活動を応援する舞台裏では

NPOやってます。社長やってます。農業やってます。あっ!造園も

お金のついていないことに取り組むのが、市民活動のよいところかと

ふと、思ったのは、お金のついていないことに取り組むのが、市民活動のよいところかと。
 
よくも悪しくも、食べていくのが人間なので、稼ぎは必要なのですけれど、それを市民活動やNPOに求めると、ずいぶんな低所得になってしまいますし、極めて限られた人数しか、たぶん、これでは食べていかれないのだろうとも。
 
 
NPOが、スタッフの人件費をかぐのは必要なことなのですけれど、お金かせいでスタッフに支払うのなら、企業でやった方が楽のように思います。^^;
 
これから「営利法人」が制度面で優遇されるのだそうですから、ちゃんと雇用も確保できて、資源の循環もできて、それだけで立派な社会を支えることにも。
 
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企業経営の難儀も知ってはいるのですけれど、同じ苦労をするなら、多少は経費が自由になる企業の方が、いいかも。^^;
 
 
かくて、市民活動をする人たちも、支える人たちも、90%以上、限りなく100%に近い人たちが、非営利活動以外の収入で暮らしているということ。
 
とすれば、市民活動を強化するには、市民活動団体に資金を流すことをめざすだけでなく、非営利以外の収入で暮らしている人たちに、市民活動に関わり支えられる「余裕」をつくりだすことかと。
 
 
「経済的」「身体的」「精神的」、もうひとつ「社会的」に、ゆとりが多くの方たちに届くようなことを考えたいなぁと思うのです。^^;
 
たしか、WHO(世界保健機構)が、健康の定義で、こんなことを行っていたような記憶が…
 
そういえば、日本の憲法にもすばらしい定めがありました。

日本国憲法第 二十五条

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」