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6/15 津市「市民活動推進市民セレクション」の審査委員を

きょうは、みえNPOネットワークセンターの公務で、津市の市民活動を支援する「市民活動推進市民セレクション」を訪れ、川北理事と共に、審査委員をさせていただきました。
 
上限20万円までで、事業費の1/2を補助する制度で、総額が250万円ほど。合わせて、団体設立支援の補助もありました。
16の団体の皆さんのプレゼンを聞いてきました。全体として、きちんと取り組んでおられる事業なのがよく伝わってきました。
 
ひとつひとつのプレゼンに、僭越ではありましたけれど、できるだけアドバイスを含んだ質問をさせていただきました。そのポイントのいくつか紹介しますね。^^;
  
 地域の高齢者のつながりを意識した活動では、どうやってより多くの人たちに出てもらうのかの工夫は?
  
戦争など、世界の報道写真を展示・紹介する事業について、展示以外により知ってもらう方法や連携先については?
 
中山間地の自然学校の取り組みには、その取り組みが5年先、10年先のその地区の未来にどう関わっているか?
 
数年前の台風で不通になった名松線の開通をにらんで、存続のための取り組みをしておられるみなさんに、復活した後、名松線を産業ニーズで使い支えてもらうための工夫は?
 
郷土芸能を保持する団体の連絡会では、若者減、人口減で存続できないお祭りがでてくるのを未然に防ぐ工夫は?
 
留学生が持って帰る日本の印象が、国際社会の中での日本のポジションに大きく影響することから、帰国された人たちからの感想や祖国での日本との関わりの活動については?
 
求心力が低下した中心市街地での集客イベントは、より本質的な地域産業の育成・外部資源の呼び込みの企画を内に持っていることが大切なので、その仕込みは?
  
 
それぞれの団体の皆さんの活動で、その地域の未来がより拓かれていくようになるように願っています。お呼び頂いてありがとうございました。^^;