のりじんのかがみとまどー市民活動を応援する舞台裏では

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「生存の最適な条件を求めて、新たな地に向かう」って…

明日は、町内会の役員・班長さん会議。もう一年がたっ?はやいなぁ。

開発した住宅地で100軒ほどの町内は、ご多聞にもれず、団塊世代が住民の中心で、その子ども世代は同居しておらず、ご町内から出ています。

  
  
町内会のしくみは、役員は抽選、任期は一年、一度やったら、次に全世帯かやり終わるまで、町内会役員はまわってきません。おおむね20年に1回ほど。

  
町内会の業務は、一斉清掃、芋堀交流会、グリーンフェスタの係員、防災講習など。班長さんは、いずれも一日ですむことです。後、災害時に一人住まい高齢者の安否確認。後は、ごみ当番とか、回覧板の配布といったところです。
  
   
  
私は若い方の20%に属します。

お年寄りの夫婦が寄り添って、なんとかくらしているところなどは、ちょっと何かが変わるだけで、公助が必要に。ところがひとりあたりの福祉の資金は減っていくばかり。

とはいえ、現実に他人が困っているからといって、しくみがないと、関わりの程度や継続のしかたがむずかしい。親切でしたことが後で恨まれてもいやだし。

そろそろ、町内の高齢化に対応できるしくみをつくっておかないとたいへんだなぁ…と思いつつ、提案するのも、実現するのも、大仕事になるなぁと…

町内会に必要なのは、共助の機運。情報を共有して、対応できる横型の意志決定のしくみ。継続的な対応を可能にする、任期の伸長。必要な資金・資源・人材。

高齢者がたすけあう範囲を少しずつ拡げていく、戦略的な取り組みを、可能にすること。…この意識の変化を呼び起こすことが、いちばんたいへんそう。
   
   
若い人たちがたくさんすんでいるとろに引っ越した方が、めんどうはないし、税金はたくさんあるだろうし、楽かも。

  
こういう発想で、地域のたすけあいの輪に入りづらかったり、たすけあいができていなかったり、固定資産を貸したり処分できたりする人たちは、引っ越していくのかも。

いっそ、日本から、若くて元気な東南アジアの都会にでも、移住した方が楽かも。同じ事を、個人だけでなく企業も考えたのだろうなぁ。
  
「生存の最適な条件を求めて、新たな地に向かう」って… ^^;