のりじんのかがみとまどー市民活動を応援する舞台裏では

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1/17 津『「共に未来を創る」フューチャーセンター』

アスト津での『「共に未来を創る」フューチャーセンター』(NPOと企業のパートナーシップ促進ワーキンググループ主催)に行ってきました。フューチャーセンターをこの目で見てみようと。

ワーキングの視点や組み立て、セグメントの切り方、異化、強制発想、役割変化など、未来の兆しからシナリオづくり、解決方法の導き方など、とても参考になりました。^^;

複数の主体が、ひとつの課題の解決に向かっていくための、さまざまなアイデア出しやチームづくりの過程が見えてくる、おもしろい時間でした。見学というポジションも楽しめまし...た。

もちろん手法の講習なので、そこでかわされたアイデアで、現実にその課題解決に取り組むチームをつくる訳ではありません。なので、課題解決に取り組むという迫力はいまいちでしたが、それはこの講座で求めるものではありません。

きようの講座でもとめるものは、主催者のおひとりの言をかりれば、「いかにタテ割りを越えて、たくさんの主体の人たちが課題解決にかかわれる場」をつくるか。その多様性。これが肝の講座でした。
  

可能性は、はっきりと見せていただきました。また、おぎなうべき点も見せていただきました。

ひとつは、何がなんでもこの課題を解決するという、強い実行の意志を持った課題提案者。市民活動に取り組む立場から言えば、「いるようで、実はなかなかいない」起点となる人。いいだしっぺですね。

それと、その人の呼びかけで集まるさまざまな立場の人たち。

つまり、市民活動を行う者として、フューチャーセッションを成立させる前提条件をどう整えるかということ。
  
もうひとつは、セッションが仮に成立しても、本当にここで「課題の解決に取り組む」チームを成立させられるか、ということ。

きょうの講座に集まってこられた、若いみなさんが、今、市民活動をしている人たちが取り組んでいる課題解決に向かってうごいてくれるなら、なんとしあわせなことだろうと、戻りの車を運転しながら思いました。

とはいえ、フューチャーセンターという場の可能性を見せていただいたMブリッジさんはじめ、関係者のみなさんに心から感謝です