のりじんのかがみとまどー市民活動を応援する舞台裏では

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ボランティアをいっきに増やそう!

社会貢献とかボランティア活動について、意識調査をすると、なんだか半分以上の方たちが、大切だとか、やってみたいとか、言われることがおおいようです。

これは、まったく統計の数字でものを言っているのではなく、単に2、3回、あっちとかこっちとかで聞いたうろおぼえのお話しで、ものを言っているのですけれど。^^;

で、実際やっていますかという回答では、機会がないからとかよくわからないとかのお応えが返ってくるらしいのです。
     

それで、NPOや市民活動団体は、もっと自分たちの活動を説明したり、ボランティアさんを受け入れる体制を整えたり、自分たちでボランティアを積極的に捜していかなければ・・・とか言われるのです。

  
    
私はこれは違うと思っていて、具体的な地域の課題を示して、「これを何とかしなければならないのは誰でしょう?」と聞けば、ほとんどの人が行政がなんとかすべきでしょうと応えると思っています。

これも統計ではなく、単なる推測でものを言っているのですけれど。^^;

つまり、「公助-> 共助-> 自助」の順番で、課題解決の主体を考えていて、ボランティアとか社会貢献というのは、自分とは遠い世界の人たちがやることだと考えているのだと思っています。

だから、この課題を解決するのに、行政はお金がないので、あなたの税金を上げて行政が取り組んでもいいのですかと聞けば、自分に関係してくる課題でなければ「否」と応える人たちも多いと思っています。
   
   

では、税金をあげずに、あなたが自腹で解決しますか?と聞かれても、自分に直接関係ないと判断した課題については、「否」と応えるだろうとも。

そして、自分に関係する課題の解決でも、「是非、みなさんで、なんとか」となるのではないかと。これって共助感覚。
  

なんとも人間くさくて、正直で、いいお話しだなぁとも思います。^^;

そんな中で、「私がなんとかしましょう」という奇特な人たち、変わり者とされてきた人たち。お金を少しはほしいとも言えず、むしろ持ち出し自腹があたりまえとされて取り組む人たち。

こういう人たちの税金さえ、少しもまけてあげないのなら、せめて、毎年、公共パスぐらい贈って、公的サービスを割安に受けられるぐらいのことをしたらどうだろう。

その方が、ボランティアに取り組む人たちの数はいっきに増えると思うのだけれど。