のりじんのかがみとまどー市民活動を応援する舞台裏では

NPOやってます。社長やってます。農業やってます。あっ!造園も

1/20 午後 津平成25年度 第2回三重県ボランティアセンター運営委員会

 

福祉教育推進について

ボランティアコーディネーター養成について

成年後見制度の研修について

シニアボランティアセミナーについて

ボランタリーフォーラムの実施について

ボランティアセンターの運営について

市町ボランティアセンター、企業、学生との連携について

NPOとの連携も、現実について

メールマガジン・ホームページについて

 

議題とは別に、ぼーっとしながら考えていたこと

 

介護保険での「要支援」を介護サービスから切り離す」という改正と「成年後見制度」の組み合わせについて。

高齢者が老老介護でかろうじて自宅でくらしていて被る、訪問セールスや詐欺の被害、高齢者虐待、親族等による搾取、ひきこもり…

こういう状況がこれからもっとひどくなっていくのにもかかわらず、介護の費用や後見者の費用の出処がない。お金持ちは自力でなんとかするとして、持たざる者は、どうすることもできない。

これを改善するには、ボランティアに頼るしかない。こういうところに「豊かさ」はあるのかと思ってしまう。社会的死の先がまだまだえんえんと続く現実。
 
どうしても「志ある人たちの無償の善意」に頼らなければ成立しない、持たざるお年寄りの人生って何?と思ってしまったら、肉体的死を選ばせ追い込むことにもなる訳で。

  
もうひとつは、ボランティア・市民活動・NPOと言っても、持たざる高齢者に頼られても、それに応える資源・資金が入ってこない現実。

ボランティア・市民活動・NPOが、社会に認められるということは、結局はそれらの活動に、資金・資源を流して、継続的に行えるしくみとすること。

「力が足りない」というのは、つまりは、お金が入ってこない、しくみとして成立しない、ただ働きで続けろと言われている訳で、

力がない者はさっさと退場しろと社会から言われている、そういう現実をあらためて考える。